• HOME
  • 黄銅(真鍮) 【在庫表】

黄銅(真鍮) 【在庫表】

img_material_02.jpg

黄銅(おうどう、英:brass)は真鍮(しんちゅう)とも呼ばれ、銅と亜鉛との合金で特に亜鉛が20%以上のものを言います。加工しやすいので精密機械部品や水洗便所の給水管関係、理化学器械類や弾薬の薬莢、金属模型など幅広く使用されています。

また、金に似た美しい黄色の光沢を放つことから、日本では仏具や金管楽器にも多用されています。銅と亜鉛の割合によって、六四黄銅、七三黄銅などと呼ばれ、六四黄銅では黄金色に近い黄色を示しますが、亜鉛の割合が多くなるにつれて色が薄くなり、少なくなるにつれて赤みを帯びます。
一般に亜鉛の割合が増すごとに硬度を増しますが、もろさも増すため、45%以上では実用になりません。
その他にも、被削性を高めるために鉛を添加した快削黄銅や、錫を添加し耐海水性を高めたネーバル黄銅などがあります。

快削黄銅 C3604、C3713など
銅56.0~63.0%、鉛1.8~4.5%、残り亜鉛からなる合金。
鉛Pbを添加して黄銅の被削性を高めたもので、切削加工によって、ねじ、歯車などに仕上げられ、機械部品などに用いられる。
近年、環境規制により鉛フリー合金が開発されている。

黄銅3種 C2801など
六四黄銅 (銅が約60%、亜鉛が約40%) 黄金色に近い黄色を示す。

黄銅2種 C2700、C2680など
六五三五黄銅 (銅が約65%、亜鉛が約35%)

その他黄銅
C6782、CAC304: 高力黄銅  マンガン、アルミ、鉄を添加した材料で強度が高く、耐摩耗性、耐食性に優れています。
C4621、C4641: ネーバル(naval)黄銅  錫(すず)Sn を添加し耐海水性を高めたもので船舶部品等に使用されます。
C3771: 鍛造用黄銅 (銅が57.0-61.0%、鉛が1.0-2.5%、鉄+錫が1.0%以下、亜鉛は残部)
C2600: 七三黄銅  イエローブラスとも言う。



営業品目

伸銅品・アルミニウム・ステンレス鋼ほか
非金属材料の切断・加工および販売

本社

〒460-0022
名古屋市中区金山二丁目1番4号
TEL 052-321-9141
FAX 052-321-0316

営業本部

〒458-0801
名古屋市緑区鳴海町字下汐田112番地
TEL 052-629-3361
FAX 052-629-3021